伊豆半島付け根のジオウォーク

(高)氏は相変わらず各種大会に参加の様ですね。その頑張りには脱帽です。おでんは大会参加の予定は今のところないので、ジオ(大地や地質と言った意味です)ウォークばかりです。17日に行った伊豆半島付け根の三島南部のジオウォークの様子を載せます---がこの手の趣味の方は少ないと思いますので、画像中心にします。伊豆箱根鉄道の電車の窓から見た富士の山です。富士の真ん中あたりが黒くなっているのは宝永山の噴火口です。県東部から見るとこのように見えます。
14 5 17伊豆箱根鉄道から見た富士
狩野川放水路の出口付近で、このあたりは江ノ浦白色凝灰岩の石切り場で、この岩は白く柔らかいので洞窟が掘られ、戦争末期に水上の特攻基地(震洋や回天など)があった所です。右の画像はその江ノ浦白色凝灰岩の斜交層理です。
14 5 17狩野川放水路の出口 14 5 17江ノ浦白色凝灰岩の斜交層理
口野・江間の切り通しです、後ろにカーブミラーがありますが、以前はバスもこの道を通っていました。今は通行禁止です。ここは、江ノ浦白色白色凝灰岩と、火山灰が熱水(温泉)の影響で緑色に変色した長岡凝灰岩の混じりあった地層が見えます。右は太師山横穴群で、長岡凝灰岩上部層に彫られた横穴墓群です。7世紀中頃から8世紀中頃に作られた物のようです。
14 5 17口野・江間切通し 14 5 17太師山横穴群
中に家形石棺が見えます。この横穴古墳(墓)は、朝鮮半島の混乱(加羅(任那)が新羅に滅ぼされた頃)で日本に来て帰化して入植した人の墓のようで、この山のすぐ近くに日本の古墳があり、当時は住み分けがなされていたようです。右は下に安山岩等の角礫・半円礫があり、上に長岡凝灰岩上部層が載っています。ここらの凝灰岩の元の火山は近くにあったようです。
14 5 17大師山横穴内の石棺 14 5 17長岡凝灰岩上部層と下の安山岩等の角礫 
太師山から500mくらい行ったところの大北横穴群です。左側に人がいますが、画像が小さいのでわかりますかね?。右の石灯篭は火袋が長岡凝灰岩上部層のラミナの入った石で、下の竿等は大井凝灰角礫岩と石の種類が違います。これは宝永地震等地震が多く、地震の揺れで石灯篭が倒れて火袋などが壊れ、後で違う岩石で修復したためにこのようになった物で、三島市内にはこのような岩質の違う石灯篭が多くあります。

14 5 17大北横穴群 14 5 17天神社の灯篭 
 伊豆半島は、大雑把に南側は列島に衝突する前の海底火山、北側は陸化した新しい陸上火山でできています。もっともこのあたりのラミナ等のある凝灰岩は浅い海底でできたのですが。
今年はこのような地学巡検に参加したのは8回目となります。RUNが減った分ウォークで身体を動かしています。もっとも走る筋肉と歩く筋肉は違うようで、どうも歩くのはニガテです。同じ距離なら走ったほうが楽ですね(笑)。この日も日差しがあって暑く、また一層顔の色が黒くなりました(笑)。
(しぞーかおでん)
スポンサーサイト

コメント

いいですね・ジオウォーク!

 しぞーかからのお便りありがとうございます。“ジオウォーク”、巡検などのださい呼称は消滅しましたかね。
 画像と説明をじっくり拝見! 出かけるチャンスもありませんので、臨場感よろしく楽しませていただきました。
 

ちょっとコアな内容ですみません

 ちょっとコア(形容詞の方です)な内容ですみませんが、ウォークしながら頭を使うので各種の健康には良いですね。特に○○防止には(笑)。ジオの名称は最近ジオパークとかで使われるようになりましたが、その前は全く言われていなかった言葉ですね。巡検は今でも使っていますが---個人的には巡検の言葉の方が好きですね---。月1回の山行は予定日に大学の授業が入っているので行っていませんし、最近高所恐怖症がさらに酷くなったので行く気も失せました(笑)。6月は伊豆・伊東方面の単成火山のウォークもありますので、良い画像が撮れましたらまた載せます---RUNの話題じゃなくてすみません。最近はラン&ウォークのウォークの方ばかりです(笑)。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー) URL

プロフィール

前橋ランナーズ

Author:前橋ランナーズ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ